ここ10日ばかり、再び姑が高血圧をうったえるようになった。
そして一週間前には、知らぬ間にかかりつけ医を受診して血圧をさげる薬をもらっていた。
以前、循環器内科Uからもらった薬はとうになくなってたのだ。
かかりつけ医(徒歩2分)よりは遠いけれど、循環器内科Uも徒歩10分なので、てっきり続けて通っていると思っていたのに。
それでもよくならないって言うんで、もう一度循環器内科Uに行ったのが3日前。
かかりつけ医にもらった薬と併用して飲める薬を1日2回分もらってきた。
そして昨日の昼、姑が「血圧が80なんだよ」とふらふらしながら2階にあるリビングに上がって来た。
「80?え?180ってこと?」と聞き返すと、「えっと、180?80?…わかんなくなっちゃった…」と姑。
顔色が悪かったので、こりゃちょっとまずい?と思いながら、もう一回血圧を測ってみたら、やっぱり上が80しかない。
昨日は180あって頭がボーっと痛いと言っていたのに。
もしかして、薬を余分にまちがえて飲んだのではないかと思い訊いてみても、「そんなはずはない」との一点張り。
とりあえず、循環器内科Uの午後の受付を待って、受診した。
のだが、姑が圧手帳もお薬手帳も持っていないことに、看護師さんの問診の時に気がついた。
先生も、「なにも記録がないと、どうにもならないねえ」とあきれ顔。
まったく何しに来たんだか状態になってしまった。
とりあえず、レントゲンと心電図を取って、問題がないことを確かめ、今日の薬の服用はやめて、翌日からは血圧を測りながら、1日1回に薬を減らして様子を見るように言われた。
家に帰って、残っている薬の量を数えたら、案の定、薬が余分に減っている。
だよなあ、こんなに急激に血圧が下がることって普通はないもんなあ。
夜、夫に報告したら、
「あいつ(姑)のことだから、血圧が高いのはたくさん薬飲めば治ると思って余分に飲んだんだぜ。一回の薬や注射でパっと治るもんだと思ってるんだよ。」
と言った。
確かに、そういうところあるかも。
すぐにかかりつけ医のところへ行って点滴を所望するし。
まあ、とにかく、看護師さんにも家族で薬を管理するよう言われたので、お薬カレンダーを購入。
朝・昼・夕・寝る前の4つのポケットが一週間分ついている壁掛け。
これなら、ついうっかりも無くなる。
残りの薬を私が預かっていれば、余分に飲むこともできない。
まあ、もしわざと余分に飲んでいたとしたら、昨日の一件で、懲りたのじゃないかな?
夫に言わせれば、「あいつは懲りないやつ」だそうだけれど。


