ドクターイエロー、ラストラン。

昨日でドクターイエローのお役目が終わってしまった。息子が小さい頃、鉄道大好きで、点検のために線路を走るドクターイエローの存在もその時に知った。でも、本物は見れず仕舞い。

息子が小さいころは、新幹線を見るためによく名古屋駅まで行ったっけ。入場券を買って、ホームまで行き、運転手さんと写真を撮ってもらったり、もちろん、新幹線の写真も撮った。そのころのお気に入りは500系のぞみ。かっこよかった。プラレールもいろいろな車両を持っていたし、部屋中が線路だらけだったなあ。

でも、息子の一番のお気に入りは、なぜか貨物列車だった。子どもって働く車（消防車とか、ショベルカーとか）が好きなことが多いけど、貨物列車はそれに比べるととても地味で、どういう理由で好きだったのかはよくわからない。実家の近くに駅があって、貨物列車もよく通っていたので、じいちゃんと一緒に散歩がてら見に行ってたっけ。インターネットでも貨物列車の画像を見せてやると、すごく喜んでいたけど、私には意味不明だったわ～。笑

そういえば、もうひとつ謎だったのは、『機関車トーマス』。顔が付いて擬人化された機関車たちの人形劇で、登場人物の姿かたちが似たり寄ったりなんだけど、息子（当時３歳くらいかな）にはちゃんと区別がついていて、色で見分けているのかな？と思ったら、白黒でも、なんなら顔のある正面ではなく横からでも、彼には区別がついていて、すごいな！と思ったことがある。

もしかすると貨物列車好きは、機関車トーマスから来ていたのかな？貨物が好きだから、トーマスも見ていたのか？どっちが先か、思い出せないけれど。

でも、小さいころにあんなに電車好きでいろいろな列車の名前もたくさん憶えていたのに、大きくなったら、息子はすっかり忘れてしまっているのよね。一緒に絵本やビデオを見ながら覚えた私は、時間が経っても覚えていたりするのに。大人の記憶の仕方と、子どもの記憶の仕方が違うのかな？記憶をしまっておくところが違うのかな？

昔、駅名だの国旗だのをたくさん憶えていて、テレビで披露している幼児がいたけど、神童でもなんでもなくて、あれくらいの年齢の子供ってだれでも覚えられたんだろうね、興味があれば。うちの鉄道神童も、今ではただの人だもん。笑