『如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~』観了、一歩手前。

2026/05/22

どらま・えいが

全87話のうち、第86話まで観た。
残すところ、あと1話。
観了してからブログに書けばいいのはわかっているが、少し前から書きたくてしようがなかったのだ。(ネタバレご了承ください)

『如懿伝』は、清の時代の後宮の物語。

乾隆帝と皇后・如懿は、即位する前からの恋人同士で、堅い信頼関係にあったのに、ある日、貢女として差し出された寒部一の美人・寒香見に出会ってから、乾隆帝の気持ちが如懿から離れていってしまうのよ。
虚しいわ〜。(司馬懿と張春華を思い出してしまった。)
信頼関係が壊れてしまうのは、本当に悲しい。

そして、気持ちが離れるだけならまだしも、故郷で恋人と無理やり引き裂かれて貢女にされてしまったゆえに乾隆帝に見向きもしない寒香見を説得しろって如懿に頼むんだよ?ありえない。
骨抜きになってしまった乾隆帝は、寒香見に寒部様式の宮殿を建ててやったり、自ら寒部族の衣装を着て見せたり、もちろん、皇后はじめ他の妃たちはそっちのけの寵愛ぶり、果ては皇帝としての仕事にさえ身が入らない状態に。
見かねて忠言をする如懿だが冷たくあしらわれてしまう。
全く、最低の皇帝だよ。
流石の如懿も愛想を尽かすわけだけど、そうなると、この時とばかりに、皇后になりたい、自分の息子を皇太子にしたいと目論む側室・玲貴妃が、容赦なく仕掛けてくるわけ。
この人はドラマ『瓔珞(エイラク)』の主人公・魏瓔珞なのだけど、描かれ方が全く違って、『如懿伝』では完全に悪役なのだ。
まあ、とにかくやることが卑劣で、乾隆帝の前では従順に振る舞うも、一方では策略を凝らして邪魔な妃や皇子、公主を殺めてきた、恐ろしく野望を持った妃でね。
もう、85話までは完全にこの人のペースだったので、このまま皇后におさまってしまうのかと、ため息をつきつつ、キーッと怒りも湧いてきて、大変だったわけだが、今日、86話を見て、ようやくスカッとしたよ〜。

最初は如懿が皇后になるのを反対していた皇太后が、権力争いもせず、ただ皇帝を愛する如懿に対して「尊敬している」としみじみ語った言葉には涙が出てしまった。
そうなのよ!如懿はただただ乾隆帝を愛し、見守ってきた女性なのよ!
なのに、なのに、乾隆帝ったら、寒香見に移り気しちゃうわ、玲貴妃の罠にハマって如懿を疑っちゃうわ、がっかりだよ!
でも、皇太后の言葉にしんみりしていたから、皇帝もようやく我に返ったみたいね。

ああ、最終話を見たいけど、終わってしまうのがさみしいなあ。
でも、見ちゃうけどね。
そりゃそうだ。