まあ、後宮にいる人たちは怖い人ばかり。
妬み、やっかみ、出世欲などなど、身分の高い人も低い人も、これらの感情については同じなんだねえ。自分がちょっとでも有利になるよう、平気で相手を落とし入れる。命に関わることも少なくないのが怖い。
瓔珞もやる時には徹底的に攻撃するけれど、他の人と違うのは、むやみに人を陥れたりはしない。あくまでも、自分や自分の愛する人が酷い目にあった時にやり返すだけ。その頭の切れる徹底的な策略には、爽快感がある。
私が一番可哀想だなあと思った妃は、皇后富察が自害した後、皇后になった輝發那拉(ホイファナラ)・淑慎。派閥には入らず、いつも中立で正義感のある真面目な妃だったけれど、政治的陰謀に巻き込まれた父や弟を失い、正義感から王に弟の命乞いをしなかった彼女を恨みながら母が死に、その人生が狂い始める。それでも、乾隆帝の寵愛を受けることができれば、その困難を乗り切れただろうけれど、瓔珞を始め、若い妃たちがいる中で、年長の輝發那拉氏には光が当たらなかったんだよね。乾隆帝は聡明な輝發那拉氏のことを皇后の職務を全うするという点で信頼していたのだと思うけれど、それは妃にとっては酷なことだったよね。
このドラマの中に私が気に入った美しいものが二つある。
ひとつは、刺繍の施された衣装。
それはそれは美しくて私も着た〜い!と思った。妃の衣装はもちろんのこと、女官の衣装にもさりげなく刺繍が入っていて、本当に素敵だった。
もうひとつは、皇后・容音の弟の富察傅恒(フコウ)演じる許凱(シュー・カイ)さんの横顔。
若い頃のレオナルド・ディカプリオのような、めちゃくちゃ美男子なのだ。あのヘンテコなヘアスタイル(辮髪(べんぱつ))であってもハンサムなのだもの、正真正銘だと思うよ。
モデルでもある許凱さんは、背が高いので手足も長く、八頭身で完璧なスタイル。歩く姿がそれはもう格好よくて惚れたわ〜。是非とも、動く彼を見てほしい。





