今年初めに、『2026年は、40冊の本を読む!』という抱負を書いた。いつも目標を達成できないどころか、目標すら忘れて一年を過ごすという不届きものなので、今年は達成できそうな塩梅の目標を設定したのだ。
だが、どうだ。ふたを開ければ、絶好調。もうすでに7冊、そして今日、8冊目を読了できる見込みなのである。この調子でいけば、軽く目標達成できるだろう。
目標があるから読むというのではなく、単に本を読むことが楽しくて、YouTubeもあまり見なくなった。今スマホで見るものは、『ブクログ』で他の人の読書感想文くらい。
今年これまで読んだ本はこちら。
- 風起隴西/馬伯庸
- アーモンド/ソン・ウォンピョン
- 他人の家/ソン・ウォンピョン
- マナーはいらない 小説の書きかた/三浦しおん
- 国宝/吉田修一
- 成瀬は天下を取りにいく/宮嶋末奈
- BUTTER/柚木麻子
- 成瀬は信じた道をいく(←今読んでる)
すべて『note』に読書記録を書いている。また、これを書くのが楽しくて、ついつい、ブログの更新をさぼってしまうのだ。(いいわけ。たぶん、これを言いたかった。)
この中でオススメなのは、「風起隴西」「アーモンド」「成瀬シリーズ」だ。
「風起隴西」は中国三国時代の密偵の話。人の名前、所属部署、地名など漢字ばかり(あたりまえ)だが、ルビも振ってあるので読める。知識不足の私でもなんとかなって、そしてハラハラどきどきおもしろかった。(ドラマとは全くストーリーが違っていた!)
「アーモンド」は生まれつき偏桃体が小さく、感情を持てない主人公(男子高校生)の話。友達との関わりから少しずつ感情が芽生えてくる、淡々とした物語の中に感動がある。超おすすめ。
そして、「成瀬シリーズ」。これは、「成瀬は天下を取りにいく」「成瀬は信じる道をいく」「成瀬は都を駆け抜ける」の3部作。主人公・成瀬あかりは何もかも抜群に出来の良いスーパー高校生(のちに京大生となる)だが、どうも一風変わっている。感情が表に出ず何を考えているのかわからないのだ。人一倍いろいろなことに首を突っ込み、壮大な目標を口にする、おもしろい女の子。成瀬ファンが増えるのもうなずける。TVで作者の宮嶋さんが「成瀬はもう書かない。完結です。」と言っていたのが残念だ。
「成瀬シリーズ」で唯一私が気に入らないのは、表紙のイラスト。このイラストのせいで私は人気作であることを知りながらも、読む気にならなかったのだ。他の人が書いていた「この物語の中で、成瀬の風貌については全く書かれていないのに、表紙のイラストで成瀬を描いてしまっているのが残念だ」というのを読んで、言われてみればそうだなと思うと同時に、表紙が違えばもっと早くにこの物語を読む気になって、成瀬に出会えていたかもしれないとも。
本を読むことと、映画を見たり漫画を読むことの違いは、やっぱり想像できる範囲だと思う。本は頭の中で人物も背景も自由に想像ができるが、「画」になってしまっている映画や漫画はそうはいかない。映画に至っては、音、声ですら、差し出されてしまう。
だから本を読むのはやめられない。


