言霊、結構信じてるんだよね、私。

2026/01/06

できごと

昨夏、姑(86歳)の健康状態がよくなくて、あっちこっち病院巡りをしていたんだけど、11月以降、ずいぶん調子が戻って来て(相変わらず血圧は高いが)ホッとしていたのも束の間…。
また最近、少し怪しくなってきたような感じがする。
ほんの少~しだけ鬱傾向なのかなあって。
まあ、買い物にも出られるし、お友達とおしゃべりもできるので、深刻ではないと思うのだけど。(薬も飲んでいるし)
でも、ここのところ、自分に自信がなくなってきたみたいで、「ボケちゃったのかなあ。」を深刻な顔で連発しているのだ。

昨日も、郵便で送らなければいけない書類があったのだけど、手元に残しておかないといけないものまですべて封筒に入れて送ってしまった。
それも、封をしてから自分で気がついて、「どうすればいい?」と聞くので、「別の封筒に入れ直して送れば?」と私がアドバイスし、姑はやり直したにもかかわらず、またもやすべて封筒に入れてしまい、ポストに投函しちゃった。
幸い、ポストは家の目の前にあるので、「集荷係の郵便局員さんが来るのを待って、ダメもとで返してくれるようにお願いしてみたら?」と。

その後、「時間になっても郵便局が来なかったよ。どうしよう。」と言いに来た。
う~ん、来ないはずないけどなあと思いつつも、「仕方ないから、送り先に電話して送り返してもらったら?」と言うと、「電話してくれない?」と言う。
そもそも口が達者な人なのに、こういうことは面倒なのか私に代わりにやってくれという。
今回の書類だって、最初は私に「代わりに書いて」と頼んできたのだが、住所氏名や、見本となる書き方もあったので、「自分の書類なんだから、自分で書いた方がいいよ」と言い、書いてもらったのだ。
電話も、「お義母さん自身が相手の人とお話しして、お願いしたほうがいいんじゃない?」とやんわりお断りしてみた。
「そうだね、自分でできることは自分でやらないとだめだよね。」と納得して、部屋に帰って行った。

すると数時間後、「この封筒ってなんだっけ?」とさっきの宛名の書かれている封筒をもってやって来た。
送る必要のない書類まで送ったこと、郵便局員が集配にこなかったこと、相手先に電話をすることになったことを伝えると、「ああそうだったよね。」と返事をするも、「電話したっけかね?」と言う。
いやいや、私に聞かれてもわかんないけどね、と思いながら、スマホの履歴を見てみると発信履歴が残っていた。
「そうだ、そうだ、オジサンと話はしたよ。」おお!思い出したか?!と思ったら、「それで、何話したっけ?」
おいおい、忘れちゃったのかい!

実は「この封筒なんだっけ?」のやり取りは、この2日間で2回あったのだ。
そのたびに、書き直したんだよねってことを伝えていたのだが、ハッと気がついた。
そうか、この封筒があること自体がいけないんだ!
このカラの封筒を見るたびに姑の頭の中で「何かやらなきゃいけないことがあったっけ?どうしたんだっけ?」ということを思い出すのだわ、きっと。
それで「お義母さん、この封筒はもう必要ないから、私が捨てておこうか?」と言って回収したら、その後は音沙汰ナシとなった。

「私、ボケちゃったんだかね?いやあね。」をまた連発するようになった姑。
去年、MRIを撮って、脳神経内科の先生に脳の萎縮もないし、血管も問題ないとお墨付きをもらっているので、そんなに急激にボケることはないと思うのだけど。
頭の中がパニックになっていて整理がつかず、ボケちゃったらどうしようとますます不安になっているのでは?

昨夏、姑が「ボケちゃった」発言を連発していた時に、言霊の話をして、「私は否定的な言葉はなるべく言わないようにしているんだよ」と言ったら、姑は「そうか、ボケた、ボケたって言ってばかりいると、本当にボケちゃうね。言わないようにしよう。」って言ってたのに。
まあ、そんなこと、とっくに忘れちゃっているか。