世界史の授業では則天武后という名で勉強したことを思い出す。
だけど、「則天武后」では「皇帝」ではなく「皇后」の意味合いが強いのだとか。
そして、政治の手腕を振るった女性は他にもいたが、後にも先にも女性の「皇帝」になったのは武則天だけなのだ。
女性の皇帝なんだ〜ということくらいしか頭に残っていなかったが、考えてみれば、この時代に女性が国のトップだなんて、すごいことだよね。
今では考えられないほどの男尊女卑の時代だもん。
ドラマの最初のシーンは、武則天が攘夷を迫られるシーンから始まる。
白髪頭のおばあさん、このとき武則天は78歳なんだけど、ど迫力の美しさと堂々とした姿に圧倒される。
そして、物語は武如意(武則天)が14歳で初入宮した時にさかのぼる。
唐の第2代皇帝・李世民の後宮に入り寵愛を受けるが、お決まりの後宮内での争いや、巷に「女帝武氏が唐を崩壊させる」という怪しい予言が広まったことで大臣たちから圧力がかかるはで、だんだんと強くなっていく。
李世民が崩御すると、武媚娘(武則天)は一度は出家するものの(子のない妃はそういう決まりらしい)、第3代皇帝・李治(雉奴-ちぬ-)のおかげで後宮に復帰する。雉奴は子供の頃から武媚娘を「武ねえさん(武姐姐)」と呼んで慕っていたのだ。
そして皇后に封じられる。
李治は体が弱かったため、代わりにだんだんと政治に関わるようになる武媚娘。
その聡明さと度胸で、これまであまり重用されなかった家柄の大臣たちを味方につけ、徐々に自分の地位の足固めをしていき、ついに皇帝に上り詰める。
このドラマで武如意は、本来は政治権力には全く興味がなく、「良妻賢母になるのが夢だった」愛情溢れる女性という感じで描かれている。
実際の武則天はどうだったろう?
いろいろネット記事を読むと、結構、ハードな悪女として書かれていた。
そりゃあ、この時代に女性初の皇帝になろうって人だから、いろんな手を使って敵を倒し、味方を集めていただろうから、ただの優しい良妻賢母ではないだろうな。
でも、誹謗中傷的に人となりを伝えられてしまった部分もあるのではないかな?
政治手腕に対しては、評価されている部分も多くあるらしいし。
ドラマでも、あらぬ疑いをかけられたり、信じていた友人に裏切られたり、涙を流すことが多かった。(まあ、その度に相手をやっつけてはいたけどね)
主演のファン・ビン・ビンは武則天にピッタリだった。
御前会議に皇帝の代わりに出席し、朝臣たちに一喝する時の格好良さと言ったら!!
メイクも、年齢と地位が上がるたびに、どんどん怖いくらいのメイクになって、でもまたそれが格好いい。
皇帝の胸で涙を流す姿より、バシッと気合を入れた時の武則天が大好きだ。
ドラマを見て、武則天にとても興味が湧いた。
他のドラマや、小説なども読んで、いろいろな角度から、彼女のことをもっと知りたいと思ったよ。



