【捨て活】今日の読み物

2026/03/22

おもうこと できごと ほんよみ

先日出した古本の査定額が決定した。30冊くらい出して、3,170円。30冊のうち、20冊くらいしか値段がつかなかったので、実質は20冊の金額ということだ。書籍それぞれ査定額もきちんと知らせてくれて、それを見るとハン・ガンのエッセイと童話にまあまあの値段が付けられていた。他は10円とかね、何冊もあった。
メルカリで売ればもう少しお値段がついたかもしれないけれど、いつ売れるかわからない(そもそも売れるかどうかもわからない)のに、本棚を占領されているのが嫌だったので、まあ、ぼちぼちなんじゃないの?

以前から「捨て活」対象となっていた若い頃の日記帳を「よし捨てるぞ!」と収納ケースを勢いよく開けたのだけど、結局ね、読みふけってしまった。今日読んだのは、就職1年目から2年間の日記。小6くらいから書き始めた日記だったが、結局、これ以降書かなくなってしまって、最後の日記帳には余白が残っていた。読み終えてしまうと寂しいな。10年も続いたのは、飽き性の私にしてみればすごいことだ。

今日読んだ部分を生きていた時は、私の人生の中でもとても充実して楽しい時期だったと思う。美容師として就職して、先輩や同僚と楽しく過ごしたことや、技術の習得練習に明け暮れたことなんかが書かれていて、とても懐かしかった。
厳しいけれど優しいところもある先輩に憧れたり、1年後輩の男の子に恋をしたり。
その時々で、心に響いた歌の歌詞を書き留めてあったり。
中でもとても懐かしかったのは、確か美容師向けの月刊誌の投稿欄にあった詩。
まるで、私のことを書いたの?!ってくらいに心情がピタリと当てはまった記憶がある。



私がお店に入った時
主任だったあの人は
私がお店に入って1年たった寒い夜
私のことを好きだと言った
二人でお店を出そうと言った
考えてみてくれと言って肩を抱いた手は
コールド液のにおいがした
次から次へ指名客を
流れるようにさばくあの人を
私はシャンプーをしながら見つめている
私の巻いたロッドを
容赦なくはずす手で 私の肩を抱き
「これがワインディングか」
冷たく言い放つ口で
私のことを好きだと言った



私の巻いたロッドをはずしまくった南さん、元気にしているだろうか。