近所のスーパーを利用している姑が買い物から帰ってくるなり、「貯めたポイントがなくなっちゃう」と訴えてきた。店員にポイントの有効期限が切れることを伝えられたらしい。そのスーパーのアプリポイントは、店でそのまま使えず、電子マネーに交換する必要がある。私が姑のスマホにアプリを入れてあげたのだけど、お会計の時、店員さんに言われるままアプリコードをスキャンしてもらうだけで、割引クーポンも使うことなく、それどころか、貯まったポイントすら使えないでいた。完全にデジタル難民なのだ。
今はどこへ行っても何をするにもデジタル化で、高齢者にとっては辛いし、めちゃくちゃ損もしている。
近所のスーパーも、とりあえずポイントの期限があることは知らせてくれるものの、あとはご自分でどうぞっていうスタンスが優しくない。デジタルに詳しい家族がいれば良いが、そうでなければせっせとポイントを貯めても使うことなく終わるのだ。(それが狙いか?)
5人に1人が後期高齢者なのだから、もっとなんとかならないのか?高齢者に優しいスーパーがあれば、流行るんじゃないの?有人レジで、現金払い、紙のスタンプカードでポイント管理、小銭も焦らず出せて、エコバッグに商品も詰めてくれる、そんなスーパー。
しかし、苦労するのはデジタル発展途上の今の高齢者だけで、あと10年もすれば若い頃からデジタルに馴染んだ世代になるから、置いてけぼりになっちゃう人がいてもスルーされてしまうのかな。
まあ私は解決してあげる度に、姑から感謝されてお駄賃ももらえて、超お得なので、良いんだけどね。笑